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接点拡大の役割


少し前にも触れましたが、社員全員が採用担当者と意識して改めて考えることは、普段から会社が出しているサービスや顧客対応の内容です。

クライアントなどのお客様との接点での対応、社員が対外的に発信しているすべての情報や発言、プライベートで接している際の人柄や会話の言葉、家族・親族が感じている会社への印象が、今行っている会社の接点を通じて会社を宣伝しているツールになります。

要するに、まずは働いている会社の社員が、

「自分が働いている会社を誇り」に思い、仲間や知り合いをぜひこの会社で一緒に働いてほしいと思う必要があるということです。同時に、接点がある方がそう感じる会社であることに一番のベクトルを向ける必要があるということです。

その懸念点をクリアにしながら、フェーズに合わせてあった方に声をかけていく仕組みを社内的に作る必要があります。

・社員が働いていることを誇りに思う会社であること、自慢したり、話題にしたくなる会社であること

・仲間や知り合いに、ぜひうちの会社に来るといいと思うよと思える会社の風土や環境であること

・働いている社員の家族や関係者が働いていることを応援してくれる会社であること

・お客様がぜひ一緒に仕事したい、本当はそっちの会社に行きたいぐらいだよと言ってもらえる会社であること

本当に、そういう会社になるためには、今何が課題で、何を修正や良い方向性に持っていく必要が会社や人事制度や風土修正や改善として取り組むべきかを考えなければなりません。

採用を増やす前に、これを同時に始めないと、今まだだとしても、良い方向性に進んでいるという話ができることがとても大切です。

情報を発信させるということは、今会社では、どんな人を必要としているのか、どんな職種が募集しているかを社内的に共有する必要があります。

そして、お誘いするための会社の状況説明の文章や情報が最低限必要になります。

こういう情報や文章は、人事や採用担当者から社員に発信しないといけません。

その情報の共有サイクルがこまめに社内共有されていないと、これからの時代のダイレクトリクルーティングや人のつながりで採用するリファーラルリクルーティングが成功しません。

場合によっては、評価項目に採用貢献についての項目を作ったり、インセンティブを用意したりしなければなりません。

またその人にタッチやリーチできても、自分では説明や口説きをしきれないので、それを対応出来る社員や代わりに対応をスムーズにしてくれるフローやルールを構築しなければなりません。

組織で、どんな会社なのかを体験出来るオンラインとオフラインのカスタマージャーニーをしっかり作りこむ必要性があります。

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